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葛藤の答え。

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(正しい食育)

わたしが、マクロビ生活で今、葛藤している理由は、いよいよ離乳食が始まるから、ということ。
たまは、わたしのつくった食事を食べるだけではなく、保育園でも園の離乳食を食べることになる。
たまが通う保育園は、いわゆる「フツーの保育園」だ。
フツーの保育園では、フツーの離乳食が出る。
白米、野菜、肉、魚、卵、乳製品、小麦が「バランスよく」「栄養を考慮して」出される。
卵や乳製品の除去は、アレルギーと証明されなければ、できない。
我が家で実践している穀物菜食は、あくまでも自主的なもの。これが社会のスタンダードではない。

常日ごろ考えているのは、「我が家は玄米菜食ですので、保育園の給食は食べさせません。お弁当を持たせます」ということは、したくない、ということ。
「フツーの保育園」は「フツーの社会」だ。その中で個性や多様性が尊重されるべきは当然だが、我が家のやり方を集団生活の中で押し通すまでのことは考えていない。
これは決して、集団に染まる、という意味ではない。

もしわたしが、完璧な食生活を実践したければ、「3歳までは母の元で……」をやればいいこと。
極論を言えば、山奥に籠って自給自足をしなければ、ということになる(笑)。
保育園に預けて働く、という選択をした以上は、ある程度「お任せする」という気持ちでいる。
明らかにこれは……と思うことに対しては、「自分の子だけ対応してもらう」んじゃなくて、「全ての子どもに展開」するように働きかけるのが本筋だろう。
わたしの仕事は、「ハイクラスな実践者を3人増やす」んじゃなくて、「ちょっとでもマシを100人増やす」ことなのだから。

少なくとも、わたし自身は現代栄養学を「間違い」と言いきるだけの研究も研鑽も積んでいないし、周囲にそれを正せ、などと言うつもりは毛頭ない。
(でも、過度な肉食や、水代わりに牛乳を……と思う気持ちがある。これについてはまた後日)
わたしが今、穀物菜食をやっているのは、自分が心地よく、健康になっているから。そして子育てがとても楽だから。
この1年くらいマクロビオティックを真剣に実践してみて、その理念はとても理にかなっており、一つの真理だ、とすら思えるようになってきている。
穀物と野菜を中心に据えた食のあり方は、とても心地よいし、健康で、感性が研ぎ澄まされ、地球にとっても持続可能だといえる。
「健康になりたい」「ダイエットしたい」「キレイになりたい」「子どもにいいものを食べさせたい」という人、現代の食のあり方にちょっとでも疑問を持っている人が、自主的に取り組めばいいことなのだ。


ここ数日、グルグルグルグルと考え、ふと、単純明快な答えが見つかった。
「要は、(この食は)エクササイズと同じだ」(!)
例えば毎朝、ヨガで体を整える。
仕事帰りにジムで体を鍛える。
それが代謝を高め、健康や美容、心の安定にいいのは自明。
心身の安定、健康のために、食生活をよりよくし、一日一日積み重ねていくことが、よい効果をもたらす。
これは当たり前のことではないか。

いくらヨガがよくたって、万人にその時間がとれるわけじゃないし、ヨガよりウォーキングが性に合っている人もいる。
雨が降っていて外歩きやランニングができない日は、お休みしたっていい。
運動を継続して基礎代謝が高まっていれば、一日二日休んだってどうってことないはずだもの。
(アスリートやリハビリなど、ある目的のために運動を継続しなければならない人は別。それは治病食も同じ)
それが苦痛ならそもそも続かないし、その運動法が合わない、ということだ。

わたしが今の食生活が続いているのは、苦痛ではないからだ。
元気になって、体が軽くて、何より、家族が笑顔で安定していられるから。また、わたしは勉強が好き。理論がわかるととても面白く、食の世界の奥深さにどんどん魅せられてきている。
そして、「フツーの社会」で生き、都会の団地生活の中で自然に即した暮らしを実践したいと願っているわたしにとっては、やっぱり、「フツーの社会」「フツーの保育園」で無理なく続けられるやり方がいいみたい。

ごはんは、美味しく、楽しく、笑顔で、よくかんで食べるのがいちばん。
父ちゃんと母ちゃんがニコニコ、楽しそうに食べていたら、たまだって、食べるのが大好きになるだろう。
(そう。朝はあまり時間がないけれど、夕飯はいつも楽しい時間だ。母ちゃんは料理好き)

そろそろ、たまは、離乳食。
休日のお昼に父ちゃんがビールを飲んでいるのを興味津々で見つめ、グラスに手を伸ばそうとする危険児だ(笑)。
食べものに興味が出てきているのは間違いない。
今まで、朝ごはんの時間は隣の部屋のベビーベッドで遊ばせていたけれども、今日からハイチェアに座って食事に参加。
たまの「食べたい!」のサインが出たら、玄米の重湯から始めてみよう。
そして、いろんな食材と出会い、どんな反応をしてくれるのかを楽しもう。
(苦いものを食べてペッと吐く姿を想像するだけで笑える)

1日1回の楽しみから、2回、3回と増えていく……!
う~ん、やっぱり育児は楽しいものですなあ。



(あっさり、葛藤が解決。やっぱり文書化して自分の考えを整理するのって、必要みたい)
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プロフィール

キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)

Author:キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)
団地暮らしと酵母生活の達人目指す、フリーのライター・編集者。仕事は、生きることそのもの。水環境ジャーナリストを師匠に、鬼校閲者を友に、チーム仕事も繁盛中でございます。
ウエダ家とともにCOBOの普及活動に勤しむ、日本初のCOBOライターでもあります。
得意分野は、食環境、住環境、地球環境。地球温暖化や食の安全・安心、エコハウス関連の仕事が多い今日このごろ。仕事の内容についてはカテゴリ【work】をご参照ください。
夫と愉快な仲間たちがやっているNPO法人【Waveよこはま】のブログにてエココラムを執筆中。
このブログはのんびり気ままに更新中。

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☆キタハラ、2009年1月に出産いたしました☆ニンプ日記は未完のまま産後生活に突入。ぼちぼち、育児日記出産ドキュメント布おむつ生活産後の体のこと姿勢のことなどを書きつづっています。
相変わらず時系列はぐちゃぐちゃ。しかし、テーマごとに思考を詰め、まとめる作業は苦しくも、おもしろくあります。気長に見守っていてください。
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