わたしのファッション(4)
ナチュラルな衣類への切り替えに開眼したのは、昨年のお正月。
わたしにとっては、人生が変わるくらいの画期的な洋服に出会った。
最寄り駅の駅ビルに、giというテナントが入っていた(残念ながら2010年夏閉店)。
久留米絣のブランドで、洋服や鞄、小物などを展開している。
一昨年夏にオープンした時から気になって、ちょろちょろのぞいていたものの、お値段が高くて、手が出なかった。
ワンピース1着が25000円くらいするもので……。
それでもよくチェックしていたので、夫からは「いつかgiの服が買いたいんだべ。初売り楽しみだね」と冷やかされていた。
冬のセールが始まって、50%オフの商品が出たので、我が家のお財布にとって現実的な数字となり、試しに数着買ってみた。
綿のパンツと、ボーダーの長袖Tシャツと、麻のジャケット。
気持ちいい。
その後、いかにも「久留米絣」な雰囲気の色合いの、ワンピースを買った。
このワンピースとの出会いが、衝撃的だった。
からだにすんなりなじむ。
着るほどに自分にフィットしていく。
そして、肌着の上から感じるだけで、とても心地がよい。
手が、指がふれるだけで、うれしくなってくる。
そして、そのワンピースを着ている時に、人から「似合うね」「かわいいね」と言われるように。
あれ、気のせい?
ともかく、その体験は、目から鱗で。
精一杯背伸びしておしゃれしていた中学生時代。
古着を楽しく着こなしていた高校時代。
ジャージで砂ぼこりまみれの大学時代。
貧しく太って女として終わっていた20代。
わたしらしい服って?
模索し始めた30代前半、一つの解が見つかったような気がした。
(続く)
わたしにとっては、人生が変わるくらいの画期的な洋服に出会った。
最寄り駅の駅ビルに、giというテナントが入っていた(残念ながら2010年夏閉店)。
久留米絣のブランドで、洋服や鞄、小物などを展開している。
一昨年夏にオープンした時から気になって、ちょろちょろのぞいていたものの、お値段が高くて、手が出なかった。
ワンピース1着が25000円くらいするもので……。
それでもよくチェックしていたので、夫からは「いつかgiの服が買いたいんだべ。初売り楽しみだね」と冷やかされていた。
冬のセールが始まって、50%オフの商品が出たので、我が家のお財布にとって現実的な数字となり、試しに数着買ってみた。
綿のパンツと、ボーダーの長袖Tシャツと、麻のジャケット。
気持ちいい。
その後、いかにも「久留米絣」な雰囲気の色合いの、ワンピースを買った。
このワンピースとの出会いが、衝撃的だった。
からだにすんなりなじむ。
着るほどに自分にフィットしていく。
そして、肌着の上から感じるだけで、とても心地がよい。
手が、指がふれるだけで、うれしくなってくる。
そして、そのワンピースを着ている時に、人から「似合うね」「かわいいね」と言われるように。
あれ、気のせい?
ともかく、その体験は、目から鱗で。
精一杯背伸びしておしゃれしていた中学生時代。
古着を楽しく着こなしていた高校時代。
ジャージで砂ぼこりまみれの大学時代。
貧しく太って女として終わっていた20代。
わたしらしい服って?
模索し始めた30代前半、一つの解が見つかったような気がした。
(続く)
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