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さよなら、ベルちゃん。

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昨日、山形の実家の愛猫・ベルちゃんが、天に召された。
享年18歳(推定)。
わたしが中学校3年生の秋、おそらく11月ごろに実家に住み着き、
兄・セナちゃんが伝染病で他界した翌年7月より家猫に。
ハンサムボーイで賢い表情、鳴き声がとても可愛らしく、
律儀で健気で野性味あふれる、とてもよい猫だった。

18年前の5月に、当時家庭で介護していた父方の祖母が亡くなった。
祖母の死にギクシャクと時を過ごしていた家族のもとに現れたのがベル。
高校時代の多感な時期をずっとともに過ごし、
わたしの友人たちにも可愛がられていた。

モロヘイヤにかつおぶしをかけて食べるのが好き。
家族が外から帰ってくると足下にまとわりついて
ニャーニャーと頭をこすりつけてきたっけ。
喉をゴロゴロならして「ゴロニャン」と言い、
寒い冬は格好のあんかになった。

5年前、妹が帰国して山形に住むようになってからは、
家族の絆を再構築してくれた頼もしい兄貴分。
祖母の介護のため別居した母の代わりに、父の心の支えになった癒し系。
妊娠以降トキソプラズマを、出産後はムスメの猫アレルギーを恐れ、
つれなくなったわたしに対しても必ずゴロニャンする健気なヤツ。
最初は認めなかったオットの存在も、徐々に心を許して
膝の上に乗るようになった大器。
最期はやせ細りながらも「ベル」と呼ばれればしっぽを揺らして
返事を忘れなかった律義者。

18歳という天寿をまっとうしたベルだが、
父と母、妹の哀しみは深く深く、わたしはちょっと蚊帳の外。
わたしがベルとともに過ごしたのは、実は3年半に過ぎなかった。
けれども、大切な大切な家族だった。

兄・セナちゃんと同じように伝染病にかかり、
中秋の名月には「予断を許さない」状況になったと父から聞いた。
月を見上げながら、「ベルちゃんともう一度会えますように」と祈った。
しかし、どこかでそれは人間のおごった考えなのかもしれないと思った。

猫は自分の死期を悟ると、自ら姿を消す習性があるという。
ベルは「いなくならなかった」けれども、ベルの野生が
その時を知っているのならば、自分で最期を決するんだろうな、
そんな気がしていた。

やっぱり、祈りは届かなかった。
父の、家族の献身的な介護と愛情を最期まで惜しみなく受けて
ベルは息を引き取った。

「ベルは生き返らないの?」と妹に聞いた。
「もう冷たくなっている」と妹。

父と、母と、妹とで、セナちゃんが眠るビワの木の横の、
サクランボの木の下に埋葬したという。

家族をつないでくれたベル。
家族のかすがいになってくれたベル。
家族をいやしてくれたベル。

ありがとう。安らかに。


★たまばあちゃん、たま母ちゃん、たまの3代にわたる離乳食日記「たまごはん」★
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体質の認識が食養生の基本

昨年10月から1年間、「薬膳教室心味」の基礎コースに通わせてもらった。
瀧本靖子さんのホームページを担当し、かつ書籍の企画編集などに関わっていくため、まずわたしが「心味」の薬膳をしっかり知ることが大切、ということからのスタート。
最初は難しいと感じていた薬膳も、1年を通して系統的に学ぶことで、今では「今日は寒いからエビを食べよう」とか、「ムスメが鼻水、咳っぽいので、里芋を使った料理にしようかな」などと、知識と料理が結びつくようになってきた。

今日は1年間の締めくくり、「体質の認識薬膳」。
(12回、皆出席だった!)
食養生の基本、それは個人の体質、現在の体調、環境を把握して(できれば陰陽も)、その人に合わせた食事をつくること。
となると、「その人」をしっかり見つめること、状況を観察して判断する能力(と知識)が重要になってくるのは言うまでもない。

「健康」を薬膳的に解釈すると、体のもととなっている「気(エネルギーの総称)」「血(血液を含む)」「津液(水分の総称)」が過不足なく存在し、それが滞りなく巡っているということだ。健康状態を把握するには、気・血・津液の何が足りなくて過剰なのか、巡りすぎているのか滞っているのかを判断することが近道と言えそう。

今回は生まれつきの体質である、実証(体が強いアクティブ派)、虚性(体が弱いセンシティブ派)のチェック項目と、気・血・津液のバランスチェック項目の二つを網羅的に学んだ。
(わたしがどちらなのかは言わずもがな)
……1年間の締めくくりとあって、ともかく濃い時間だった!


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最終回のレシピはこれまた豪華でボリューム満点。
・野菜のホイル焼き(気虚向け)
・香味野菜の陳皮炒め(気滞向け)
・黒酢酢豚(血瘀向け)
・イカとホウレンソウのナッツ和え(血虚向け)
……万病に効きそうですなー(笑)。

1年間、薬膳をじっくり学ぶ機会を与えられたことに感謝!
靖子さん、本当にありがとうございました。
「その家庭で料理をつくる人が、家庭のお医者さん」。
これが心味の薬膳。
1年学ぶことで、その土台ができてくる。あとはその人が得た知識をもっていかに実践していくか。
見て美しく、食べて美味しく、会話が弾む。幸せな食卓に薬膳のエッセンスが加われば、より心身の健康につながっていくことだろう。



(このブログ記事は2010年11月18日に執筆しました)

薬膳教室心味のホームページがリニューアルしました!
カレンダー機能、ワンクリックでのお申し込みなど、
使い勝手が大幅向上しました。
→薬膳教室心味HP


満月、大潮、秋分の誕生日。



今年の誕生日は、雨。それもかなりの大降り。
外に出るなんて無理無理。「あっち、あっち」と玄関を指さすムスメを制し、ひたすらインドアでまったりする。

オットは職種柄、祝日だろうがウィークデーは休みなし。
ただ閉じこもるだけでは一日がもったいないので、ふと思いついて親友を呼ぶ。彼女も誕生日が近い、高校時代からの気心しれた仲間だ。

山形の野菜をたくさん携えてやってきた親友と、交代でムスメの面倒を見ながら、ひたすら調理をする雨の日の午後。
レンズ豆とアサリのズッバ、虎豆と干しダラとキャベツのスープ・ディル風味、大根葉としらすのふりかけ、味噌じゃが、バジル味噌、ベビーリーフのサラダ、春菊と切り干し大根のナムル、それにクロママのあけび料理と揚げしんじょ。
ヘルシーレシピにスパークリングワイン。
自分たちでつくる料理がいちばん美味しいね、と結論(笑)。

多分、この一年は、今日のような日を積み重ね、味わうことが重要になってくるんだろうな。
猪突猛進に、仕事や地域活動に走った32歳。
それはそれで得るものもあったが、まずは家庭の充実がすべての資本である、ということも学んだ。
33歳は、満ちた時間を大切にしようと思う。

この仕事をしている以上、24時間365日が仕事、生きることが仕事そのものであることには変わりない。
ただ、その、生きることの部分をおろそかにしていては、わたしの仕事も成り立たないと思うのだ。
生きることを味わうこと。生活の一つひとつ、衣食住の感触。
それは、朝、太陽を感じ、夜に月を見る、そんな習慣とともにあるのかもしれない。

今日は朝から満月のエネルギーを感じて体がむくんでいた(笑)。
今日は満月は拝めなかったが、昨日は中秋の名月を堪能した。
秋分で季節を分け、朝の空気は秋の気配を身にまとっていた。

毎日に、ありがとう。

今日は望月。

100922長谷堂彼岸花


今年は、わたしが月を味わうようになった元年だ。
毎月「森ごよみ」をつくっているから、月の暦による季節の移り変わりの意味を、日々、確認する。
農のほんの片隅に関わるようになったことで、月と農がこんなにも連動しているのか、ということに驚かされる。

また、特に自分が女性だからかもしれないが、心身の変調を感じた時に、月の暦を開いてみると、納得することがある。
今日は満月だ。体が少しむくんでいる気がする。
9月の新月、8日には台風が来た。今年最大といってもいいほどの頭痛に襲われ寝込み、翌日、生理がきた(整体の仲間の多くが同じような症状で倒れ苦しんだという)。

「私の体は月のレセプターだ」
そんなことを感じられるようになったのは、整体で体を整えることを学ぶようになったことが大きい。


2010年の中秋の名月。
今日はおそらく、このうえなくきれいな満月が見られることだろう。
そして今日、わたしたち夫婦にとって、とてもとても大切な友人が結婚する。
望月の日に結ばれる二人の未来に幸あれ。
まあるく満ちた家庭をつくりあげていってね。


玄米復活



この数カ月、あまりに暑くて、圧力鍋で玄米を炊く気が起こらず、また季節柄、玄米を食べたい木分でもなかったので、ほとんど玄米を食べずにいた。

マクロビオティックビリーバー卒業宣言してから、食べものの制限をやめたら、いろいろ止まらなくなって、この夏はついにアイスクリームを解禁、ソフトクリームふくめて3回も食べてしまった。

ただ、確実に、ジャンクを一定量以上食べると胸やけ、頭がかゆくなる、そして乳首の痛みが起こってしまう。
なんと、未だに脂っこいもの、乳製品系をたっぷり食べると、左の地首が詰まるのだ。
以前、白斑が出ていたところ。もちろん、つまむと痛い。

そうこうしているうちに、体重計に乗ってショックを受けるようなこともあり、暑いとはいえ季節の移り変わりを感じて、ひさしぶりに発芽玄米を食べてみたらおいしい。
すっかり気を良くして、毎日食べていたら、お通じ快調、体重も安定して……。
やっぱ、いーじゃん、玄米!!
って思った。

たまも時々、母ちゃんの食べている茶色いごはんが気になるみたいだけど、ティーンエイジャーになるまで待とうね。
玄米は大人の食べものじゃよ、たまちん。

あと二週間くらい続けたら、体、変わるかな。ためしてみよう。
プロフィール

キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)

Author:キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)
団地暮らしと酵母生活の達人目指す、フリーのライター・編集者。仕事は、生きることそのもの。水環境ジャーナリストを師匠に、鬼校閲者を友に、チーム仕事も繁盛中でございます。
ウエダ家とともにCOBOの普及活動に勤しむ、日本初のCOBOライターでもあります。
得意分野は、食環境、住環境、地球環境。地球温暖化や食の安全・安心、エコハウス関連の仕事が多い今日このごろ。仕事の内容についてはカテゴリ【work】をご参照ください。
夫と愉快な仲間たちがやっているNPO法人【Waveよこはま】のブログにてエココラムを執筆中。
このブログはのんびり気ままに更新中。

要CHECK!!
tecology**
わたしのお母さんが嫁入りの際に贈って手描きのレシピを紹介しています。
teco's book store
わたしが携わった本、仕事でよく読む本などを紹介しています。
Waveよこはま
横浜からリユースの波を! を合言葉に、リユース食器の普及活動をしているNPOに参加しています。Waveよこはまブログで、エココラムを執筆しています。
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野生の菌とともにある暮らしを見つめ、「発酵」を身近にすることでいのちの循環を感じる「酵母生活」を提案するウエダ家。本の執筆や編集をともに行うなかで、日本の食卓をクリエイティブにする楽しさ、可能性に夢中で活動しています。
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☆キタハラ、2009年1月に出産いたしました☆ニンプ日記は未完のまま産後生活に突入。ぼちぼち、育児日記出産ドキュメント布おむつ生活産後の体のこと姿勢のことなどを書きつづっています。
相変わらず時系列はぐちゃぐちゃ。しかし、テーマごとに思考を詰め、まとめる作業は苦しくも、おもしろくあります。気長に見守っていてください。
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