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Y150からのメッセージ

(この文章は【Waveよこはま】のブログに執筆したものです)


今月27日、153日間にわたって開催された「開国博Y150」が閉幕しました。
高額な入場料とそれに見合わぬ展示、有料入場者数の伸び悩み、中田前市長の突然の辞職、等、横浜市に大きな課題を残したY150ですが、一方で、市民参加型の活動が盛り上がりを見せたことなど、少なからず収穫はあったようです。

キタハラ家では個人的にも何らかの形でY150に関わりたいという気持ちがあったものの、今年は赤ちゃんが生まれるなど家庭の事情があり、ようやく閉幕直前に駆け込みで足を運ぶ程度の参加しかできませんでした。
Waveとしても、開港博で何らかの活動をしたいと思っていただけに、声すらかからず、何となく残念な気持ちでいました。

Y150の評判が芳しくないということはわかっていたのですが、ヒルサイド、ベイサイドともに、現地に行って、大きな落胆を覚えました。

ヒルサイド.jpg
(ヒルサイドで食べた食事)

ベイサイド.jpg
(ベイサイドで食べた食事)

紙コップ.jpg
(黒船レストランに積み上げられた紙コップ)

キタハラ夫妻はWaveよこはまの視点、つまりリユース食器が使われているか、イベントのゴミはどう処理されているのかという視点でお祭りを見るくせがあります。
……両会場とも、リユース食器は使われていませんでした。
(ゴミの選別はきちんと行われており、会場はきれいでした)
何の情報も先入観も持たずに行ったので、横浜らしい、あるいは開国博らしい食事が食べられるだろうと期待していたのですが、食事にもがっかりさせられました。
ヒルサイドではラーメンやカレーなど、場末のフードコートで出るような食事が発泡スチロールの容器とプラのパックで出てきて、飲料品も紙コップ、当然割り箸が手渡されます。
ベイサイドの黒船レストランでも、飲食店の前には高々と紙コップとプラカップが積み上げられ、一部、石焼ビビンバなどはリユースできる食器が使われていたものの、ほとんどが紙皿(一応低環境負荷の素材とみられる)で、割り箸が出てきました。
「マイ箸持っています」というスタンスが通用しない、そんな雰囲気で、流れ作業的に割り箸を手にする夫……(←つっこみどころ満載ですね。汗)。

昨年4月にWaveが横浜市の環境タウンミーティングに参加した際、Wave代表の金子が「開校150周年関連イベントでリユース食器を使えば、リユースの概念が広がるのではないか」と提案したところ、中田前市長は「横浜市関連のイベントはすべてリユース食器を使う方針に決まった」と明言していました。
それにもかかわらず、Y150の有料会場では、リユース食器は使われていませんでした。
(Y150は横浜市のイベントではなく、外郭団体が主催しているから……という方便?)

リユース食器がもっとも有効活用できる条件として、地域のイベントや大学の学祭、スポース観戦の会場など、ある特定の空間に一定規模の人数が来場して飲食し、食器を回収、洗浄、再利用できるスケールメリットが挙げられます。
食器が外に持ち出されにくい「閉鎖性」と「一定規模の集客」、この条件を完璧に満たすY150のようなイベントでリユース食器を使わないのは、たいへんもったいないことと思います。
特にY150では、テーマを「未来への出航」としています。
「環境の世紀」と呼ばれるこの時代、リユースを始めとする環境配慮はもはや常識であるにも関わらず、Y150の会場にその機運が感じられませんでした。

もちろん、ベイサイド、ヒルサイドともに、市民参加型のブースでは環境活動への呼びかけや、体験型のイベントなどがさかんに行われていたと聞きます。
しかし、大切なのは、「そのイベントに参加する誰もが、トータルビジョンを共有できているか」ではないかと思います。
有料会場と無料会場の一体感のなさがメディアでも指摘されていましたが、「意識の高い人がわかればいい」のではなく、会場を訪れた誰もがメッセージを感じられるようなわかりやすさ、一体感が必要だったと思います。

これは、まったくもって「一部の視点からみただけの個人的意見」ではあります。Y150に足を運んでみて、せっかく育った市民参加の芽、これが社会事業として成り立つような新しい仕組みが必要だ、と感じました。
環境活動に関しても、日々の生活での実践はもちろん、社会活動につなげていけるよう、努力していきます。

もしかしたらこれは、「もっと精進せよ」という、Y150からわたしたちへのメッセージだったのかもしれません。


<参考記事:asahi.comより>

検証Y150上:「500万人」独り歩き
検証Y150中:誤算続いた有料会場
検証Y150下:残した市民参加の芽
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赤いゴーヤ

赤いゴーヤー
(真っ赤に熟したゴーヤの種)

先日の、瀧本靖子さんの主宰する薬膳料理心味での1コマ。
この日のレシピの一つにゴーヤを使うことを検討していた靖子さんだが、お父上が育てているゴーヤが熟れすぎて黄色になり、使えないと断念したのだという。
真っ黄色に熟れたゴーヤは、外側がブニブニとやわらかくなり、中には、真っ赤な種が。
緑色のゴーヤしか知らない人にとっては、かなりインパクトが強いだろう。
「気持ち悪い」という声もちらほら聞かれるなか、わたしはぜひ、そのゴーヤを見せていただきたいと熱望したのだ。

緑色のゴーヤは、固くイボイボしていて、強烈に苦い。
その苦みこそが健康の元であり(免疫力アップや、糖尿病の予防に効果的といわれている)、調理法によっては独特のうまみを引き出すことができる。
ビタミンCが豊富で加熱しても失われない、食物繊維たっぷり、と、健康と美容の強い味方。
でも、きっと、ふだんゴーヤを食べつけない小さな子どもにとっては、苦くて食べづらいんだろうなあ、とも思う。
(大人にとっては最高のおかずで、よいおつまみになるのだが)

そしてその苦みと固さは、ゴーヤ自身の防衛本能でもある。虫や鳥の害から苦みが身を守ってくれるのだ。
確かに、虫食いのゴーヤなど、あまり見たことがない。
しかし、ゴーヤも、ある時までは身を守る必要があっても、最終的には自分の種を残さねばならぬ。広く種を蒔かなければならない。
なので、時が来たら、あまくやわらかく熟れて、自身の身を、鳥たちに食べてもらう。
鳥たちは黄色く熟したゴーヤの実を食べ、糞を落とす。その糞から種が大地に蒔かれ、ゴーヤはまた芽を出し、実を生らす。

まさに、いのちを循環させるための自然の摂理と言える。

ああ、ここに、菌が、COBOが、小さないのちが働いているんだなあ、と実感した。
機が熟する時、目には見えない、多様ないのちのミクロコスモスが、そこにあはる。
発酵とは、食品に微生物が働き、人に対して有用なものに変化すること(一方で、腐敗も同じ働きだ。ただ、人体にとって有害なものに変化するという、結果の違いだけ)。
熟していく、その先には、発酵か、腐敗か、どちらかの道筋が待ち構えている。
腐敗というプロセスは、人が食べられないというだけのことで、土に還り、土の中の微生物が活性化することで、肥沃な土を生み出す力になる。
人は果実が熟した、最高に美味しい瞬間をとらえようと、農業を発展させて来た。
しかし、もしかしたら鳥や、虫たちのほうがより賢いのかもしれない。種を残したい、と、食物たちがもっとも成熟する、いちばんの旬を、本能的に知っている。

さて、靖子さんが供してくれた、赤いゴーヤ。
種の回りについたルビーのように真っ赤な綿を口に含んだ。
南国の高級フルーツのように、ねっとりしていて、後を引かない上品なあまさ。
熟れた果実は、いのちの元となる。元気を与えてくれる。
いのちをこの身にいただくことへの感謝。
いのちが循環していくことの不思議。
赤いゴーヤは、そんな大切なことを教えてくれた。

身近な食物に学ぶべきところは多い。
貴重な体験を与えてくださった、瀧本靖子さん、そのお父様、ありがとうございました。


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10月からは、初心者向けの講座も充実!★
瀧本靖子さんのブログ
薬膳教室心味



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インテリアもくそもない。

床の間が
(たま魔人の到来で、このうえなく素敵なインテリアになった実家)

8月に帰省した際は四つん這いにはなるものの、まだハイハイできなかったたま。
ところが、わずか1カ月足らずの間に、上手にハイハイできるようになり、つかまり立ちをし、何でもつかみ、手先も器用に操ることができるように。
前回の帰省時と同じインテリアだと、実家のあらゆるものが破壊されるし、たまの誤飲や事故にもつながりかねない、と、母に注意を促したのが奏功したのか、素晴らしい態勢づくりで、たまを迎え入れてくれた。

飾り棚に置いてあった骨董はすべて北の物置に移動。
で、骨董があった場所にぬいぐるみが(笑)。
亀の剥製があった置き床には、積み木が(笑)。
ガラス棚はバスタオルでくるまれ(笑)、まあ、これならたまが怪我することも、大切な家宝を破壊することもないだろう、と、安心してたまを放し飼いすることができた。
ありがとう、たまばあちゃん。

ちなみに我が家では、リビングのギャベという絨毯の上にコルクマットを敷き詰め、テレビボードの下段にあったビデオやスカパーのデッキ(ほとんど使っていない)を片付けおもちゃ置き場にし、こと寝室に至っては5~6回は大人ベッドの位置を変え、3回はベビーベッドを移動し、ついにはたまの寝床は床に移され、ベビーベッドの上段にたまのクリアケースを上げ……と、たまの成長に合わせてインテリアはどんどんおかしなことになっていく。

まあ、これも一時のこと、とは思うのだが、いったいいつまで続くのだろう??


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浜の風

090926みなとたま
(港の芝生の味は、潮の味?)

今日は海老名のばあばと一緒に、横浜開港博Y150をのぞきがてら、山下公園の芝生でまったりしようと、横浜に出かけた。
Y150は噂に違わぬ衝撃的なしょぼさで失望し(これは何らかの形で後日まとめねば)、すぐさま、「芝生コース」へと路線を変更。

まずは赤煉瓦倉庫前の芝生にビニールシートを敷き、そこで離乳食を食べさせる。
家ではトレイの上で自由に手づかみさせ、顔中を汚し、洋服も汚し、床も、タオルも、ぐちゃぐちゃになるまでたっぷりごはんを堪能するのだが、さすがに水場が自由にならない外出先でそれをやられるのはしんどいので、食べさせやすい玄米クリームと、ちょっとでも手づかみできるようコロコロ茹で野菜を用意した。
作戦は成功し、ある程度は汚れたが、許容範囲内。ありがと、たまちん。

日差しもそれなりに強く、9月末にしては汗ばむ陽気だったが、木陰、そして芝生の上は、とても心地よい。
たまも、ものすごく元気になり、芝生の感触を楽しみながら、鳩を追いかけたり、ハイハイしたり。

その後、シーバスに乗って山下公園まで。
たまちん、乗船は2回目(初めての船は、山形の最上川舟下りにて)。
船に乗るや否やまたご機嫌、父ちゃん母ちゃんにチューしまくって、最高の笑顔をふりまく。

山下公園でも芝生の上にシートを敷いて、存分に遊ぶ。
途中、あまりにも風が心地よく、寝不足の母ちゃんはシートの上で10分ほど本気寝。
その間、ばあばがたまを抱っこして大道芸を見せてくれた。
港を堪能し尽くしてちょっと眠くなったのか、一瞬ぐずったが、抱っこして中華街を歩くうちにすーっと眠る。
ところが、電車に乗ったとたん、また目がぱっちり!
その後も大ご機嫌で一日を終えた。


芝生の上で寝転びながら、夫と、しみじみ会話。
「今まで、芝生遊びがこんなに楽しいなんて気がつかなかったね」
「いや、たまがいるから楽しいんだよ」
そうだね。
たまがやって来てから、楽しみの幅が広がった。
木陰の心地よさ、芝生のやわらかい感触、すーっと抜ける風のさわやかさ、小さな虫たち、葉っぱや花。
たまの目線で、感覚で、味わってみると、世の中、本当に刺激的で、楽しいことだらけだ。
大人になると、どうも、そういう小さなことを見落としがちだけれども、たまのおかげで、どんなささいなことの中にも、楽しみと発見が満ちているということに、改めて気づかされる。

外遊びって、楽しいね。
横浜の風って、気持ちいいね。

季節がいい秋、どんどん、外に出よう。


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8カ月バースデー

0909248カ月
(あんたのうんちがくさいからこそのチョイスだよ。by父ちゃん)

8カ月バースデーの9月22日は山形から東京に戻る日。
新幹線での移動も慣れたもので、たまちゃん、母ちゃんともに日々、たくましくなっているのを感じる。
母ちゃんの誕生日である翌23日、父ちゃんは母ちゃんへの誕生日プレゼントは買わず、たまへの恒例絵本だけは忘れずにプレゼント。
それはそれでうれしいような。

この1カ月の成長は目を見張るほどだった。
8月末にハイハイを始めたと思ったら、その日にはつかまり立ちをしてしまったたま。
世界が一気に広がり、行動範囲もどんどん拡大している。

どうも彼女はハイハイよりも立つことの方が好きみたいだ。
「発達の順番間違えているよ、ハイハイだよ」などと言っても聞くはずがなく、自分の手が届く高さのあらゆるものにつかまり、天に向かって頭を突き上げる。
まあ、放っておいて、好きなようにさせていたら、だんだんハイハイが上手になり、リビングや寝室は、縦横無尽に動き回るようになった。
当然父母は、その度に模様替えだ。寝室は何度目だろう?(もう5~6回はやっている)

ハイハイすると大変だよ~、なんて聞いていたが、やっぱり大変(笑)。
でも、大変以上におもしろい。
たまの目線で世界を見てみると、動けるようになるということは、大革命なのだ。
母ちゃんに来てほしければただ泣くだけだったのが、今度は、泣きながら母ちゃんを追いかけることができるのだ。
母ちゃんに会えてうれしければ、手を伸ばして母ちゃんにしがみつくことだってできる。
それはそれは、母ちゃんとしてもうれしいし、かわいい。かわいすぎる。胸キュン。

また、たまには学習能力など皆無だと思っていたが、どうやら最近はそれを身につけつつあるらしい。
以前はいとも簡単にマットレスから墜落していたが、今では、どうやったら墜落せずに床に降りることができるかを計算しているようで、そーっと手を伸ばしたり、方向転換をして足から降りてみたりと、非常に高度な技を駆使している。
猿から人間に進化する、そのスピードの速さたるや!!

そんなわけで、子育て、ますます楽しく満喫中!!!

満たされテイル。

R0013742.jpg
(たま、うまれてきてくれて、ありがとう。)


今日、32歳の誕生日を迎えた。
2年前は福田さん、去年は麻生さん、今年は鳩山さんに国の顔役が代わり、なんだか前よりはワクワクする1年の始まり。
自分の誕生日とは、「自分元旦」みたいなもの。
何となく、一年を振り返り、一年を所信表明す、そんな一日。

今日はこの上なく平凡な一日だった。
毎年祝日なので、仕事はない(しない)。たまも保育園が休み。でも夫は仕事。
昨日山形から戻ったばかりでやや疲れが残っており、明日は締め切りと格闘せねばならぬため、のんびり、グダグダするぞと決め込む。
天気がよくて穏やかで、たまもご機嫌良く、何とも平和。
たまに離乳食を与え、おっぱいを与え、おむつを替え、遊び、一緒に昼寝して、抱っこして散歩して、おんぶして夕飯の仕込みをして、お風呂に入れて、寝かしつけて……。
たまの笑顔、泣き顔、かわいらしい声。
ひたすら堪能する。
ただただ、それだけなのに、とっても愛おしい時間。

子どもがいる生活が、こんなに楽しいなんて。心がこんなにも温かくなるなんて。
まるで自分が生まれ変わったかのよう。
不自由感、束縛感は、ほとんど感じない。自分がやりたい時にやりたいことをやる、行きたいところに行く。今は、それができないけれど(普通のお母ちゃんよりはやっている方だと思うけど)、期間限定。全然ハンデを感じない。
むしろ、たまが生まれたことによって、もっともっと、いろんな方向にアンテナが向くようになり、また、心のうちが広くあったかくなり、日々、とても満たされるようになった。

去年までは、自分の誕生日は、自分を生み育ててくれた親に感謝するもの、と思っていたけれど、
今年は、「わたしはこの子をこの世に送り出すという使命を果たせた」という気持ちでいる。

以前の日記にも書いたが、わたしは、たまを生んだことによって、世界の子どもたちの母にもなれるんだ、という実感を得た。
ますます、仕事に精が出る。やる気がわいてくる。

多分、今が、人生で最も幸せ。
そして明日は、今日よりももっと幸せになる。
子どもって、不思議な存在。幸せの運び人。
わたしは地域に幸せのこぼれ種を落として、たまと、たまの友達たちが、いつも笑顔で安心して走り回れるような、社会をつくろう。。


★ここんところの多忙と、帰省が重なり、記事の更新が滞っています。
たまった記事は近日中にエントリします★


★ひそかに、コメント受付できるようにいたしました★

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免疫力アップ、イコール、薬膳。

先週、9月11日(金)は、毎月一度の「薬膳教室心味」デー。
瀧本靖子さんの講座を受け、その後、料理のデモンストレーションを拝見、講座のテーマに合ったレシピをいただくという、頭と体、心が満足する何とも贅沢な時間だ。
一緒に勉強するのは、ご自身や家族の健康のために、中国何千年もの食の知恵を日々の食生活に活用したいと熱心なご婦人方。
中には、心味が開校して間もない頃から毎月通っているベテランさんもいらっしゃる。

にんにく
(靖子さんにいただいた、発酵にんにく。甘酸っぱくて体の疲れが吹き飛ぶ!)

今回のテーマは「免疫力アップ薬膳」。
「免疫力を高めよう」とか「免疫力アップでインフルエンザを撃退」など、最近ではあちこちで謳われるようになってきているが、そもそも、免疫力って何のことだろう??

薬膳で重要なテーマの一つに、「未病」がある。
未病とは、「未だ病気ならざる状態」。日々の疲れやストレスが蓄積していて、病気ではないけれどもいつ発症してもおかしくない、ボーダーの状態のことをいう。
何となくだるい、気力がわかない、疲れやすい、体調がおかしい……と思って病院に行って検査をしても、「何でもないですよ」と言われたことはないだろうか?
薬で治したいと思っても、症状に合う薬がないから、治せない。で、心身のバランスが不安定な状態が続く……。

そんな時に役立つのが、薬膳なのだ。
薬を飲まなくても、自分の体質と、その時の体調に即した食材を用い、適切な調理を行うことで、心身を癒し、「何となく不調」な状態を解消することができる。
「医食同源」「薬食同源」。薬膳は、病気を防ぐ料理なのだ。

テーマに戻るが、「免疫力アップ」とは、ウィルスなど異物に対する抵抗力が高い状態のこと。
薬膳でいうところの「気」「血」が充実していてよくめぐり、陰陽の調和がとれていれば、健康でいられる。自分自身の心身そのもので「未病を防ぐ」ことができるのだ。
靖子さんによると、中医学では14世紀にはすでに「免疫」という言葉が見られ、免疫力という概念は2000年前にはすでにあったという。
「免疫力アップ」とは、薬膳がもっとも薬膳らしさを発揮できる、総合的なテーマといえよう。

免疫力アップ料理

免疫力を高めるには、「正気を補う」のがいちばんの対処法なのだそう。心身に必要なものが不足しているから、風邪をひいたり、体調不良を起こす。
また、バランスが崩れる最も大きな原因が「ストレス」。
ストレスがたまると、「気」を全身にめぐらす「肝」の働きが鈍るので、それを補う食材を使った料理をいただくのがよい。
もう一つの方法が、外から入ってくる「邪気を取り除く」こと。
水分を採りすぎたことによるむくみや、暑さによるのぼせ、しこりや脂肪のかたまりなどを取り除く食材を積極的に活用する。

今回のお料理は、10種類の生薬が絶妙にとけ込んだ、心身の気力がみなぎる「十全大補湯スープ」、邪気を取り除く「黒きくらげの炒めもの」、香味野菜でしゃっきりと気がよみがえる「香味野菜の雑穀あんかけ」、のぼせを解消し肌にうるおいを取り戻す「西洋人参とキクラゲのデザート」。
靖子さんのお料理をいただいていると、生薬は決してメインではなく、日々の食材のはたらきをよりよくする、薬効を高めるために使うスパイスなのだなあ、と思う。
いちばん大切なのは、自分や家族の体調を把握し、その人が欲するものを適切に調理し与える、「愛」というエッセンス。
家庭に「愛」が充満していれば、ストレスも、ウィルスも、きっと撃退できるに違いない……そんなことを考えながら、滋味あふれ、しゃきっと元気になるようなお料理をいただいたのだった。


★興味を持った方はこちらをチェック! 9月からの講座アップしていますよ~。
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★たまばあちゃん、たま母ちゃん、たまの3代にわたる離乳食日記「たまごはん」もぜひご覧ください★

父と母、対応の違い。

芝生はいはい
(芝生ではいはい。気持ちいい~)

今日、海老名の実家からの帰り道。
日中、くたくたになるまで遊んで、眠いはずのたまちゃん。
当然車でぐっすり寝るかと思いきや、寝ずにグズグズし始める。
そのうち、本気泣きが始まる。ピーピー、キーキー……。
母ちゃん、いたたまれなくなって、チャイルドシートからたまを抱き起こす。
きゅっとしがみついて、ぴたっと泣き止む。
ああ、かわいいなあ。抱っこしてほしかったんだなあ、きっと喉も乾いているだろうから、おっぱいを飲ませてあげよう。
すると、父ちゃんがぴしゃり。
「今、運転中なんだから。何でもかんでもすぐに抱っこしておっぱいをあげればいいというのは、ちょっと違うと思う」

いっぱい運動したし、泣いているし、水分補給をしてあげたい。
おっぱいをあげれば、おそらくすぐに泣き止むと思うんだけど……。
あわよくば、寝てくれるはずなんだけど……。

そう思いながらも、何となくおっぱいをあげられるような雰囲気ではなくなったので、たまの阿鼻叫喚を聞きながら、ひたすら耐える。でも、その20分が長い。。。つらい。いたたまれない。抱っこしたい。おっぱいあげたい~。
父ちゃんは、「たま、今のうちにめいっぱい泣いておけ~。そうすればあとでぐっすり眠れるよ~」と、いつもの平静さ。
おまけに、「なんで母ちゃんはそんなにたまの泣きが気になるの? 父ちゃんは全然気にならない」などと言いやがる。

結局たまは帰りの道中泣き通し、近くのスーパーマーケットで降りて父ちゃんに抱っこされるや否や、ぴたりと泣き止んだ。
そして、父ちゃんにきゅっとしがみつく(かわいい)。
「いっぱい泣いて、ようやく抱っこしてもらえたから、こんなにギューッとしがみついてくるんだよ」と、父ちゃん、ご満悦だ。そして、「たまには、泣く時間だって必要なんだよ」、と。
(ちなみに、スーパーから家に戻る途中で、完全に落ちた。しばらくぐっすりだった)


母ちゃんは、たまが泣いたら、なるべくすぐに要求(を推察しながら)に応えて、問題を解消してあげたいと思う。
父ちゃんは、たまが泣いたら、泣くことも必要だと考えて、ある程度自由に(?)泣かせるべきだと言う。
(もちろん、この泣きが明らかに何かのシグナルを送っているのか、とか、ヤバい泣きなのか、という判断はしたうえで)

この対応の差は、わたしと夫の考え方の差というよりも、母親と父親の基本的な差、本質的な差、ではないだろうか。少なくともわたしはそう思う。
わたしは、自分が特別過保護だとは思っていない。
周りの母ちゃんたちの様子を見たり、話を聞いたりしても、母親とは、子どもに対しては常に積極的に手をかけてしまう性分なんではないかと思う。

ここに、バランスというものが存在する。
父ちゃんの役割、母ちゃんの役割は違う。
父の愛、母の愛は、違う。
でも、両方、たまにとって必要だ。

わたしはいつも夫に教わり、夫から学ぶ。ありがたい存在。
子どもは二人で育てていくものだから(じじばばや友人など周囲の手を借りるにしても)、常に話し合い、折衝しながら、「我が家」流を築き上げていきたいと思う。


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ついていけない。

いたずらしちゃう
(押し入れにある母ちゃんの寝間着をポイポイ。律儀に正座しちゃって)

ここ数日、取材が続き猛烈に忙しかったので、ブログが書けなかった。反省。
整体レポートもまだ。う~ん。。

母ちゃんの時間が瞬く間に過ぎていく間に、恐ろしいスピードで成長を遂げるたま。
四つん這いできるようになってから、はいはいまで、若干時間がかかった。
這い出すかな~と見ていても、お尻を前後に動かすので精一杯だったもよう。
でも、一歩手が出るようになって、バランスをとりながらまたもう一歩……それを繰り返しているうちにコツを得て、はいはいができるようになったのが、8月最後の週末。
政権交代で父ちゃん母ちゃんが大盛り上がりしている横で、たまは、はいはいで大盛り上がりだった。

はいはいできるようになったその日には、な、な、なんと、つかまり立ちを始めてしまった。
翌週には、ソファーの淵につかまって、二歩三歩と横歩き。

冗談だろ~、と、思う。

はいはいもろくにできないくせに、この人は、歩きたいのか。

いたずらも高度になってきた。
はいはいできるもんだから、興味のあるところにトテトテ、トテトテ。
指先を使うのが上手になり、リモコンを押す楽しさを覚えてしまった。
寝室の電気……。リモコンを押したら「ピッ!」という音とともに、部屋が明るくなったり、暗くなったり。
そりゃあ楽しいよなあ。

ますます目が離せなくなってきた。
仕事している場合じゃないよ。おもしろくて。
ともかく、ついていけないほどのスピード。
天井を見上げてただニコニコしていたころもかわいいけど、今のが断然かわいい!!


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【eco本】すっきりきれい!シンプルクリーニング

(この文章は【Waveよこはま】のブログに執筆したものです)

キタハラです。

前回ご紹介した『はて・なぜ・どうしてクイズ石けんと合成洗剤 (環境問題チャレンジブック)』は、石けんの化学的な仕組みや合成洗剤の環境負荷についてが主でしたが、今回ご紹介する本『すっきりきれい!シンプルクリーニング』は、石けんや重曹、ビネガーを使った、シンプルなクリーニング法のノウハウをまとめた、見やすくてかわいい、おしゃれな本です。

重曹、炭酸塩、せっけん、酢やクエン酸、そして酸素系漂白剤をうまく組み合わせれば、掃除、洗濯、洗い物、お風呂やトイレ掃除、洗髪、入浴まで、毎日の「洗う」のすべてをカバーすることができます。
そしてこの本をよく読むと、実はせっけんや重曹を使わなくても、水や湯だけで汚れの大半が落ちてしまうということがわかるはず。
例えば台所ならば、軽い油ものであれば亀の子タワシがあればそれだけですっきり汚れが落ちますし、トイレ掃除は毎日ブラシでこすっておけば、頑固な汚れがついた時だけ石けんをふりかければそれで十分なのです。

巻末についている「シンプルクリーニングの適材適所早見表」を見れば、どの洗浄剤をどんな汚れに使えばいいのか、一目瞭然。
お風呂用洗剤、トイレ用洗剤、洗濯用洗剤、台所用洗剤、ガラス窓用洗剤、フローリング用洗剤……と、場所ごとに洗剤を買い替える手間も省けます(使用頻度の少ないパーツ用洗剤は使い切ることなく使用期限を過ぎ、ゴミになってしまうことが大半です)。

ちなみに、この本は、キタハラの師匠が編集をしており、キタハラも一部制作のお手伝いをしております。
よろしければぜひ読んでみてください。



プロフィール

キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)

Author:キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)
団地暮らしと酵母生活の達人目指す、フリーのライター・編集者。仕事は、生きることそのもの。水環境ジャーナリストを師匠に、鬼校閲者を友に、チーム仕事も繁盛中でございます。
ウエダ家とともにCOBOの普及活動に勤しむ、日本初のCOBOライターでもあります。
得意分野は、食環境、住環境、地球環境。地球温暖化や食の安全・安心、エコハウス関連の仕事が多い今日このごろ。仕事の内容についてはカテゴリ【work】をご参照ください。
夫と愉快な仲間たちがやっているNPO法人【Waveよこはま】のブログにてエココラムを執筆中。
このブログはのんびり気ままに更新中。

要CHECK!!
tecology**
わたしのお母さんが嫁入りの際に贈って手描きのレシピを紹介しています。
teco's book store
わたしが携わった本、仕事でよく読む本などを紹介しています。
Waveよこはま
横浜からリユースの波を! を合言葉に、リユース食器の普及活動をしているNPOに参加しています。Waveよこはまブログで、エココラムを執筆しています。
COBO net
野生の菌とともにある暮らしを見つめ、「発酵」を身近にすることでいのちの循環を感じる「酵母生活」を提案するウエダ家。本の執筆や編集をともに行うなかで、日本の食卓をクリエイティブにする楽しさ、可能性に夢中で活動しています。
山形国際ドキュメンタリー映画祭
良質のドキュメンタリー映画が2年に一度、山形に集まる!! 世界を見開かせてくれる扉です。
山形の過去・現在・未来
わたしのお父さんが何よりも愛する山形。歴史的建造物や残したい風景の過去・現在・未来を紹介しています。
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☆キタハラ、2009年1月に出産いたしました☆ニンプ日記は未完のまま産後生活に突入。ぼちぼち、育児日記出産ドキュメント布おむつ生活産後の体のこと姿勢のことなどを書きつづっています。
相変わらず時系列はぐちゃぐちゃ。しかし、テーマごとに思考を詰め、まとめる作業は苦しくも、おもしろくあります。気長に見守っていてください。
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