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バックキャスティングという考え方

(この文章は【Waveよこはま】のブログに執筆したものです)

今回は、「温暖化対策のシナリオ・その2」と銘打ち、「バックキャスティング」という考え方についてご紹介します。

木になる柿.jpg

ものごとを取り組む時、誰しもが必ずといいほど目標を立て、それに向かって努力をするはずです。
しかし、目標の立て方は人それぞれ。
例えば、「今のわたし」ができることをコツコツと積み上げていくタイプの人がいます。こういうタイプは、目の前にある現状から将来の予測を立て、それに合わせてできる対策を立てていきます。ある意味、受動的とも言えます。
一方で、「将来こういうわたしになりたい」とビジョンを描き、その理想像に向かって突っ走る人がいます。いろいろな制約はあるものの、理想とする将来像に向けてそれに至る道筋を自分で切り拓いていくので、能動的、主体的と言えるでしょう。

前者のような目標の立て方を「フォアキャスティング」、後者を「バックキャスティング」といいます。

さて、温暖化対策のシナリオに話を移しましょう。
「地球温暖化は待ったなし」とはよく言われますが、現に気温は生態系が許容できる範囲を大幅に超えたレベルで上昇を続け、豪雨や猛暑などによる被害は激度、頻度ともに科学者の予想を遥かに上回るペースだといいます。
「2050年に世界の温室効果ガスの排出量を50%削減する」というテーマが国際公約になりつつありますが、それは「実現しなければ100年後の未来はない」ほどに緊迫した目標です。削減枠をどのように割り当てるか議論をしている間にも、着々と地球温暖化は進んでいるわけですから。

そんな状況のなかで、「地球温暖化が起こっているといっても、今はまだそれほどわたしたちの生活に不便はないし、もうちょっと様子を見ていても何とかなるのでは」と静観しているうちに、温暖化の進行によって地球環境が壊滅的な被害に遭ってしまったらどうなるでしょう。
地球温暖化対策は「フォアキャスティング型」ではもはや間に合わない、何かあってからでは遅いどころか、地球を滅亡させてはならない、というたいへんな問題をはらんでいるのです。
「近い将来に絶対に温暖化の進行を食い止める」という最低限の目標を達成するために、今、何をしなければならないのかを考え、すぐにでも対策を始めなければなりません。つまり、ここで必要になるのが「バックキャスティング」という考え方です。
早めに目標を決めることができれば、目標を達成するための道筋はその分、たくさんできることになります。一つの方法に縛られることなく、うまくいかなければ早めの軌道修正も可能です。

今、先進国の多くは、
・2050年までに60~80%のCO2を削減する
・CO2を出さない国づくりを目指す
など、たいへん野心的な目標を掲げ、それに向けてさまざまな政策を打ち立てています。それをどのように実現していくか、国ごとに個性が現われています。北欧、ドイツ、イギリス、アメリカ、日本……。比較してみるとなかなかおもしろいものですよ。
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温暖化対策のシナリオって何?

(この文章は【Waveよこはま】のブログに執筆したものです)

源平菊.jpg

先日、国立環境研究所で日本の温暖化対策シナリオを策定している研究員の方に取材をしてきました。
温暖化対策にシナリオなんてあるの? という方もいらっしゃるでしょう。
意外と耳慣れない言葉かもしれませんね。
「シナリオ」とは、温暖化の進行によってどのような影響が起こるのかを予想し、最悪の事態を回避するためにとるべき行動を示唆するもので、世界各国の研究機関がさまざまなシナリオをつくっています。

もっとも有名なものが、昨年発表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第4次評価報告書ではないでしょうか。
ここには、以下の4つのシナリオが提示されています。
・高度成長社会シナリオ(経済優先・グローバル化)
・多元化社会シナリオ(経済優先・地域主義)
・持続発展型社会シナリオ(グローバルに環境を考える)
・地域共存型社会シナリオ(ローカルに環境を考える)

キタハラが昨年書いた記事で、簡単に説明をしていますので、よかったら参考にしてください。
babycom ecology「あなたはどんな未来を選びますか? IPCCの4つのシナリオ」

日本にも、いろいろなシナリオがあります。
「日本は2050年までにCO2排出量を60~80%削減する」というビジョンが今年の6月に発表されましたが(福田ビジョン)、これを実現するためにわたしたちは何をすればいいのかをまとめたものが、日本版のシナリオといえます。
例えば、日本の省エネルギー技術は世界一だと言われています。
大きなものだと火力発電所の送電ロスを減らす技術。日本の天然ガス火力発電、石炭火力発電の発電効率は世界最高水準です。
小さなものでは家電製品。エアコンの消費電力の少なさは世界の中でも群を抜いています。冷蔵庫も、テレビも然りです。
自動車の燃費の向上も目を見張るものがありますね。
これらの技術を最大限に導入し、かつ日常生活のなかで人びとがこまめに省エネ行動を起こすことで、大幅なCO2削減の可能性がある、ということを示しているわけです。

次回以降、日本版のシナリオの考え方について、そのポイントをお伝えしたいと思います。

27W●模倣と創造

ナス揚げびたし

最近、もっぱら菜食生活なので、レシピのレパートリーを増やそう、と、大谷ゆみこさんの料理本を手に入れ、いろいろつくっている。
今のヘビーローテはこの本。
『野菜だけ?』


大谷ゆみこさんは雑穀に「つぶつぶ」という愛称をつけ、雑穀料理をブームに押し上げえた、言わずとしれた雑穀界のカリスマだ。
しかし、雑穀で有名になる以前にも、塩、味噌、そして野菜だけでさまざまなレシピの展開をしており、その古い仕事で培われたものが、今の彼女の料理の世界の奥深さを作りあげているということを、この数カ月でまざまざと知ることになった。

わたしは何冊かマクロビオティックのレシピ本を持っているが、それらと比べると、大谷さんの料理はいたってシンプル。そしてめちゃくちゃ簡単。
大谷さんには『チルチンびと』『ナナムイびと』時代に仕事でお世話になっており、いろいろレシピを提供していただいていたものだから、その美味しさは以前から知っていたのだが、なにぶん油を使う量が多く、味が濃い。当時は雑穀自体がなかなか手に入らず、「つぶつぶ料理」をすこ~し敬遠していたのは事実だ。

そんな時に出会った『野菜だけ?』。雑穀のことはほとんど書かれていない。おそらく、大地宅配に提供したレシピをまとめたものだろう。
その本を使ってみて、今、改めて彼女の創造性に驚かされている自分がいる。

大谷さんは、ものすごく大胆、かつ軽やかに、野菜の可能性を引き出している。
そしてその礎になっているのは、長年にわたる料理の実験、検証である。
切り方、茹で方、蒸し方、火加減などさまざまな調理法を試し、それをもっとも簡単な方法に落とし込み、最低限の素材で美味しく仕上げる技を紹介している。
大谷さんは確かマクロビオティックの経験をもととし、当然その理論を熟知し、実践してきているはずだ。
ただ、それとは違う方法で独自の世界を展開するようになった。それが「つぶつぶ」であり、多様な野菜料理であろう。


COBOの仕事をしている時、レシピに創造性が必要ということは痛いほど痛感していた。
しかし、今になって思う。
創造性というのは、何もないところから生まれてくるわけではない。
十分な基礎があって、展開していく力を身につけ、初めて「自分」のオリジナルが見つかるものだということがよくわかった。
ウエダ家のクリエイティブなレシピの数々は、母・ミチコさんの食を大切にしてきた35年の家庭生活が礎にある。

わたしの母もかなりユニークな料理の展開をしている。
彼女もまた、旅先や外食などで新しい料理に出会うと貪欲なまでにその秘密を知ろうとし、それを山形で手に入る素材で自分なりに展開し、いつの間にか、それが母オリジナルの味になっているからおもしろい。
そしてその基礎もまた、子どもたちに安全な食べものを与え、生産者とともに持続可能な農業を志向してきた「毎日の食」なのである。

さて、わたしもようやくその世代に入りつつある。
おそらくウエダ家やわたしの「母」と、違うやり方をするのではないかと思う。
でも根っこにあるのは、同じことだろう。
今の時代にあったやり方で展開し、持続可能で安心できる食のあり方を提案していきたい。
そのもととなるのは、やはり毎日の食生活だ。

まずは先人から学んでいこう。
そして、実験、検証、展開。
その先にオリジナルが生まれてくるはずだ。

08年9~10月のお仕事

9月、10月の仕事をまとめました。
今年はほとんど環境関連の仕事ばかりですなあ。
ここでご紹介するのはwebで読めるものばかりですが、その他、小さなパンフレットをつくったり、企業の広報をお手伝いしたり、NPOの活動をしたり、ボランティア活動をしたりと、何かと忙しい秋でした。
興味がある記事はぜひ読んでみてくださいね。


【ECOマネジメント】
特集
低炭素時代めざす物流革命-1
自動車革命担う神奈川県
EV導入で世界をリード

9月11日(木)公開
☆神奈川県民必読です! 神奈川県は電気自動車(EV)の普及を進めるために、国の補助に併せて県独自の補助と税制の優遇措置を設け、これによって予定価格の約半額(予想市価300万円→150万円)でEVが購入できるようになるかもしれません。その他、EV関連企業の誘致政策や、急速充電器の充電インフラの整備など、県が強力に推し進めるEV普及推進政策の中身に迫りました。

特集
低炭素時代めざす物流革命-6
最適ルートをリアルタイムで提供
カーナビで運転はもっとエコに

10月16日(木)公開
☆この秋、ホンダは「燃費が少ないルート」を案内する世界発のカーナビを新発売。日産はカーナビ+ITの融合でエコ運転支援サービスを開始しました。クルマのハード面の向上は目を見張るものがありますが、運転する人がいかに燃費がよい形で走行するかどうかでCO2排出量に大きな差が出てきます。ホンダと日産の「ソフト」面からの新しい提案、ぜひご参考に。

特集
2050年への革新技術-8
市場化前夜の燃料電池
実証実験通じノウハウ蓄積

2008年9月16日(火)公開
☆家庭用燃料電池とは、ガスや灯油を原料として発電と給湯を賄うコージェネレーションシステムのことで、発電効率がとても高いのが特徴です。燃料電池の市場投入元年である2009年を目前に控え、実証実験の成果がまとまりました。企業の取り組みとともに燃料電池の未来に迫ります。

特集
企業経営と最新省エネ手法-1
2009年4月施行へ対策急務
改正省エネ法で仕事が変わる

2008年10月23日(木)公開
☆これまで、エネルギー使用状況等の報告や中長期計画の提出義務は、エネルギーを大量に排出する大規模工場のみに課せられていましたが、来年4月に施行される改正省エネ法では、多くの事業所を持つ大企業やフランチャイズチェーンなども新たに規制の対象となります。業務部門の省エネ対策のパラダイムシフトとも言えるこの法改正。特集の第1回目であるこの記事では、改正省エネ法の中身について徹底的に紐解いてみました。

【The Cool Earth Tech 2008  ヒートポンプが拓く未来】
高級感と環境の二兎を追う 
ニューオータニの挑戦

2008年9月1日(月)公開
☆ホテルニューオータニと言えば日本を代表する高級ホテルですが、エコの分野でも「日本代表」の名に相応しい先進的な取り組みを行っています。ヒートポンプと蓄熱の技術を導入しエネルギー消費量を大幅削減、さらにリニューアルした「ザ・メイン」棟の省エネ仕様について紹介しました。

【生活クラブ生協】
生活クラブ活動情報
「Rびん」の回収率をさらに高めよう!
☆「Rびん」とはリユースびんのことで、複数の生協が同じ規格のびんを使い回すことでゴミを減らし環境負荷を低減していること、ご存知ですか? 生活クラブ生協の組合員がRびんの洗浄工場である「トベ商事」を見学した際の様子をレポートしました。個人的には5代に渡ってびんを愛し、びんによるリユース社会の構築に携わってきたトベ家の一代記に興味を持ちました。

【babycom】
新連載:ちきゅうの食卓
食事が変わると地球も変わる
シリーズ1 地産地消で地球にやさしい食スタイル
☆babycom ecologyの新企画。今年は「食と環境」です。今回は市民菜園で限りなく食料を自給する都内のご家族を取材し、そのシンプルかつ豊かなライフスタイルをご紹介。子どもたちにとってお手伝いをすることはどんな遊びよりも最高の体験となっているようです。わたしもこんな子育てしたいなあ!

【田園都市生活】
田園都市生活30号

特集:沿線のパン屋さん
9月25日発売
☆おなじみ、沿線のグルメ情報誌。パン好きにはたまらない特集です。わたしは定番、「始発終着駅物語」の連載を担当させてもらっています。今回は中央林間。社会人1年生の時に住んでいた町なので、久しぶりに町を隅々まで歩き、「林間」の地名通り住宅街に残る豊かな自然を再発見し、なんだかトクした気分になりました。

エコドライブのススメ


(この文章は【Waveよこはま】のブログに執筆したものです)

すすき.jpg

地球温暖化を防止するために、わたしたち一般市民ができること。
リユースを意識すること、電気をこまめに消すことなどはもはや一般常識。
なかなかできないのが、なるべくクルマに乗らずに公共交通機関を利用することではないでしょうか。
クルマがあるとやはり便利なので、ついつい近距離でもクルマに乗って移動してしまう……という方がほとんどでは?
もちろんクルマに乗らずに過ごせるのであればそれはそれでいいのでしょうが、クルマを運転すること自体を楽しむ、またクルマで家族や友人たちとレジャーをするという楽しみをガマンしてまでecoを目指すのは、あまり健康的とは言えません。

そこでおすすめしたいのが「エコドライブ」。
実は11月は「エコドライブ推進月間」なのです。ご存知でしたか?
紅葉シーズンで行楽に出かける人が多いから、ということらしいです。
運転中にちょっとしたことに気を使うだけで、ぐっとクルマの燃費が上がるので、CO2排出量が減るばかりでなく、お財布にもやさしくなります。

ここで、環境省が発表している「エコドライブ10のすすめ」をご紹介します。
できるところからぜひ実践してみてください。
燃費がぐんぐん上がると、ますますドライブが楽しくなるはずですよ。

(1) ふんわりアクセル『eスタート』
…やさしい発進を心がけましょう
(2) 加減速の少ない運転
…車間距離は余裕をもって、交通状況に応じた安全な定速走行に努めましょう。
(3) 早めのアクセルオフ
…エンジンブレーキを積極的に使いましょう。
(4) エアコンの使用を控えめに
…車内を冷やし過ぎないようにしましょう。
(5) アイドリングストップ
…無用なアイドリングをやめましょう。
(6) 暖機運転は適切に
…エンジンをかけたらすぐ出発しましょう。
(7) 道路交通情報の活用
…出かける前に計画・準備をして、渋滞や道路障害等の情報をチェックしましょう。
(8) タイヤの空気圧をこまめにチェック
…タイヤの空気圧を適正に保つなど、確実な点検・整備を実施しましょう。
(9) 不要な荷物は積まずに走行
…不要な荷物を積まないようにしましょう。
(10) 駐車場所に注意
…渋滞などをまねくことから、違法駐車はやめましょう。

なお、エコドライブについて詳しくは、コチラをご覧ください。

ちなみにWaveの代表・金子の本職はガソリンスタンドです。クルマについての相談もぜひどうぞ! きっとエコドライブにも詳しいはず……?!

7W●つわりよ、来るのか来ないのか??

蜘蛛


妊娠が確定してからのもっぱらの関心事は、つわりが来るのかどうか、ということだった。
友人の多くはつわりを経験しており、顔の輪郭が変わるほどゲッソリしたり、寝込んだり、だるそうにしていた。
わたしにもそれが起こるの? つわりっていったいどんな状況だろう??
興味半分、恐怖半分で、つわり情報をチェックしていた。

いろいろな情報を総合すると、吐く、頭痛がする、貧血気味、常にムカムカするといった「ひどい二日酔い」の症状が、約2カ月間、毎日続くそうだ。考えただけでも恐ろしい!
自慢ではないが、ひどい二日酔いは何度も経験している。飢えで苦しんでいる人たちには申し訳ないが、「このまま死んだ方がマシだ」と、何度思ったことか。
はっきり言って、二日酔いになれば、仕事なんてできない。集中力以前の問題で、起き上がるのもつらく、パソコンに向かうなんてもってのほかだ。

確かに青森出張の時、新潟遠征の時、一瞬ムカついたり、ぐったりすることがあった。
朝起きられない、だるい、ということもここまでの期間、何度もある。
しかし、何かモノを食べて吐く、もしくは寝込むようなことはない。
強いて自覚症状があると言えば、全体的に食欲がなくなっていることくらい。
少なくとも仕事に支障を来すほどではない。これがわたしのつわりならば、何てラクチンなんだろう。

検診の時に、Dr.服部に聞いてみた。
「どうもつわりらしい症状がないんですが……」
すると、こうおっしゃる。
「ああ、あなたの顔を見ていると、多分このまま、何ごともなく過ごせるんじゃないかな」
約1万人の妊婦を見ているDr.の言うことだから、きっとそうに違いない。これはうれしい。
そう言えば、母もまったくつわりがなかった、と言っていた。

これまで、「つわりよ、来るなら来い!」などと勇ましく迎え撃つつもりだったワタクシ。
どっちつかずはイヤだ、白黒はっきりつけたい。こんなところでもそう思っているなんて、何てバカなんだ(笑)。
Dr.服部のお墨付きをもらい、ようやく、「わたしはきっと、つわりもなく元気な妊娠生活を送れるんだろうな」と思えるようになった。
根拠のない自信。
それが根づいたら、細かいことは気に病まず、ニンプ生活をエンジョイするぞ! などとがぜん前向きになってきた。

そうしてそのまま、怒濤の夏がやってきた。
わたしは相変わらずいつも通り元気なままだった。

(2008年11月12日公開)

6W●無線LANをやめた

赤ちゃんの手

青葉台に越して以来、この4年間、我が家のインターネットはずっと無線LANを利用していた。
前住居も今の団地も、夫よりちょっと年上の古い集合住宅。モジュラージャックが一カ所しかない。そこから有線でケーブルを這わせるには、何とも都合が悪い。それなら無線を飛ばそう、ということで、ある意味快適なネット環境を満喫していた。
居宅内ではいつでもどこでもインターネット。モバイルを膝にソファーで…、なんてこともできる。Air Tunesまで使い、BGMもMacからリモート操作。

でもそれってよくよく考えてみると、恐ろしい。常に電波にさらされている、ということだもの。
24時間365日、我が家を無線が行き来している? パソコンを使っていない時、そして寝ている間も被曝している?
しかも、携帯電話やら、コードレス電話機やら、あらゆる電波が飛んでいる現代社会。自ずと、自分のカラダも通過しているはずだ。…そして赤ちゃんも。

図らずも先だって、健康住宅のセミナーでわたしのカラダを通る電磁波を測定してもらったら、かなり高感度でバチバチッと反応。
その時、うわっ、こりゃマズイなあ、と思った。
普段からパソコンを長時間使用しているからだろう。そして、無線LANでいつも被曝しているから。
わたしより夫の方が、心配になったようだった。

今は、わたしのお腹の中で、ミジンコの骨格や脳が著しい勢いで発達を遂げている。
大人のわたしでさえこれだけ電磁波を浴びているのに(特に体調不良はでていないが、自分でも気づかぬうちにいろいろな症状の複合要因になっているはずだ)、小さな小さなミジンコが同じだけの量を被曝したら、本当につらいんじゃないかな、キツイんじゃないかな。
そう思ったら、無線LANは止めよう、と思った。むしろ夫がそれを望んだ。
(電磁波の胎児への影響については、babycom電磁波、あるいはbabycom mookシリーズに詳しい。胎児は環境リスクに対してとてもセンシティブな存在で、特に妊娠中の電磁波の影響としては、流産、死産のリスクが高まる、あるいは不妊の原因になるとも言われている)

そこで友人や知人にリサーチし、PLC(高速電力線通信)というものがあることを知った。
これは、壁内の電線をLANケーブル代わりに用いるというもので、モデムに親機をつなげ、各居室、コンセントに子機を設置してそこからLANケーブルでパソコンにつなぐろいうもの。
さっそくパナソニック製品を買ってきて設定。約1時間で工事完了。2台のパソコンをつなぐのに投資は2万円程度。

今までのように「どこでもインターネット」とはいかないが、これで電磁波被曝リスクを低減できるのなら安いものだ。
電磁波のリスクは、まだ判明していない。それに対して無防備でいるよりも、「胎児」といういちばんの社会的弱者の立場で考えれば、すべきこと、できることはまだまだたくさんあるような気がする。

(2008年11月7日公開)

6W●友人からの祝福で気づいたこと

あざみ

このころ、とても不本意な形で幕切れを迎えた仕事がある。ちょうど6週目にその事後処理についてのメールが来て、愕然とした。
それからものすごい負のエネルギーがわたしを支配し、その仕事のことを思い出すだけで胃がキリキリ痛んで仕方がない。
何とも言えないやりきれなさ、空しさ、淋しさ……。負の感情が次々と湧いてきて、自己否定をして、胸が苦しく、また腹がえぐられるような思いをした。夜も眠れず、とてもつらかった。

翌日、新潟県の柏崎で高校時代の友人の結婚式があるため、長岡に前泊することになった。
たまたま仕事仲間で親友のTさん(実家が長岡市)が家族で帰省しており、こんなことも滅多にあるまいと、実家にお邪魔することに。
往きの新幹線ではまだまだ仕事のことでイライラ、キリキリして落ち込んでいたが、せっかくTさんと会うのだからこんな思いは放出しよう。そう「意識」でもって考えており、非日常空間にいながら、まだ元気になれないわたしだった。

しかし目の前で、Tさん夫妻の愛娘、サラちゃんの健やかな発達を見ていると、とても心が和む。
そして二人に妊娠の事実を告げると、まるで自分のことのように喜んでくれて、「ああ、わたしは今、幸せのまっただ中にいるんだ」ということに気がついた。
二人はわたしのことをとても気づかってくれ、労ってくれた。
知らず知らずのうちに、負のエネルギーが軽くなっていた。
そして長岡滞在を心の底から楽しんでいる自分がいた。

その時、思い出したことがある。
Tさんが妊娠した時、わたしも、周りのみんなもとても幸せのオーラに包まれていたこと。
赤ちゃんの発達を一緒に喜び、目まぐるしく変化する体型や心情に驚き、そして新たなる存在がこの世に誕生するという奇跡的な瞬間を時空を超えて共有したこと。
「ニンプって花咲か姉さんみたいだ」と思ったこと。
そして今、自分が同じような存在になったということ。

なあんだ。
仕事のことでウジウジクヨクヨ悩んだって、それに勝る大きな喜びがここにちゃーんと存在しているじゃないか。

翌日、友人の結婚式。
友人の新たな門出を心から喜び、また旧友との再会を楽しみ、体力的には疲れたが心は元気になって東京に戻った。


(2008年11月7日公開)

ミジンコ、本当にありがとう。
ミジンコと一緒にいられるということは、どんな苦しみをも凌駕する素晴らしい出来事なのだということを教えてくれた、長岡への旅だった。

【号外!】Waveがストップ温暖化大作戦かながわで審査員特別賞を受賞!

ストップ温暖化大作戦かながわで審査員特別賞を受賞!

(この文章は【Waveよこはま】のブログに執筆したものです)

11月2日、「ストップ温暖化大作戦かながわ」公開プレゼンテーション選考会が、神奈川産業振興センターで開催されました。
なんとWaveはそこで、審査員特別賞を受賞したのです!

一村一品3.jpg

これは、平成20年度環境省委託事業「一村一品・知恵の環づくり」の一環で、全国の各地域で行われているユニークな地球温暖化防止活動を掘り起こそうというもの。
主催は、神奈川県地球温暖化防止活動推進センターです。

今年の2月、キタハラは全国地球温暖化防止活動推進センター「ストップ温暖化一村一品大作戦」全国大会を取材し、全国各地の地域特性を生かしたさまざまな活動があること、また、温暖化防止活動が地域に新しい価値観や活力を与えていることを知り、たいへん刺激を受けました。
当時、Waveはようやく胎動を始めたところ。いつか全国的にも評価されるような事業に成長すればいいなあと思い、そしてWaveの活動にはその可能性がある、と直感していました。

そうこうするうちに春にはNPOが立ち上がり、夏の繁忙期を経て、ちょうど9月の横浜カーフリーデーで、神奈川県地球温暖化防止活動推進センターの方に応募してみないかと声をかけられたのです。さっそく応募書類をつくり、11月2日の選考会に臨むことになったのです。

とはいえ、まだまだWaveには知名度も活動実績も足りません。
あるのは、若さと情熱(笑)、そして手前みそではありますが、「リユース食器と食器洗浄車の貸し出し事業」の先見性。特に食器洗浄車を神奈川県で保有しているのはWaveだけ、全国的にもまだまだ珍しいものです。
また、民間の有志たちが創意工夫で仕事をつくり、リユースの波をつくり、発信しているという点も大きなアピールポイントとなるだろう、と思いました。

そこでわたしたちがやった行動とは……
一村一品1.jpg
仮装かよ?!(笑)

いえ、冗談ではなく、Waveの活動はそもそも、よこはまハロウィンで大量に出るゴミを何とかしようというところからスタートしたのです。
紙コップやプラスチック容器ではなく、繰り返し洗って使えるリユース食器を使うことでゴミを減らし、また、イベントの場でそれを使うことで多くの人にリユースの大切さを伝えていくことを活動の柱にしました。
なので、ドラえもんや海老フライ姿でのプレゼンテーションと相成ったのです。

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Waveの行動力と先見性が評価されたのか、はたまた仮装が奏功したのかはわかりませんが、審査員の先生方のハートをぐっとつかみ(?)、見事、審査員特別賞を受賞することができました。
これは、Waveにとっては大きな励みになりました。
残念ながら全国大会への出場とはなりませんでしたが(笑)、12月13日には開校記念会館ホールでの表彰式が行われるので、また仮装姿で(?)参加してこようと思います。

この賞に恥じぬよう、またこれを励みに、Waveでは「横浜からリユースの波をおこす!」を合言葉に一生懸命活動していきたいと思います。
これからもみなさん、どうぞ応援よろしくお願いします。

プロフィール

キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)

Author:キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)
団地暮らしと酵母生活の達人目指す、フリーのライター・編集者。仕事は、生きることそのもの。水環境ジャーナリストを師匠に、鬼校閲者を友に、チーム仕事も繁盛中でございます。
ウエダ家とともにCOBOの普及活動に勤しむ、日本初のCOBOライターでもあります。
得意分野は、食環境、住環境、地球環境。地球温暖化や食の安全・安心、エコハウス関連の仕事が多い今日このごろ。仕事の内容についてはカテゴリ【work】をご参照ください。
夫と愉快な仲間たちがやっているNPO法人【Waveよこはま】のブログにてエココラムを執筆中。
このブログはのんびり気ままに更新中。

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Waveよこはま
横浜からリユースの波を! を合言葉に、リユース食器の普及活動をしているNPOに参加しています。Waveよこはまブログで、エココラムを執筆しています。
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野生の菌とともにある暮らしを見つめ、「発酵」を身近にすることでいのちの循環を感じる「酵母生活」を提案するウエダ家。本の執筆や編集をともに行うなかで、日本の食卓をクリエイティブにする楽しさ、可能性に夢中で活動しています。
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新ブログ「たまごはん」スタート! たまばあちゃんのイラスト入りレシピをたま母ちゃんが料理し、たまが食べる。母娘孫と3代に渡る食を紹介します。

☆キタハラ、2009年1月に出産いたしました☆ニンプ日記は未完のまま産後生活に突入。ぼちぼち、育児日記出産ドキュメント布おむつ生活産後の体のこと姿勢のことなどを書きつづっています。
相変わらず時系列はぐちゃぐちゃ。しかし、テーマごとに思考を詰め、まとめる作業は苦しくも、おもしろくあります。気長に見守っていてください。
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