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食生活を脅かす、目に見えないリスク

味噌詰める

(写真は山形県置賜地方の在来種・茎立菜。雪の下で「茎を立たせる」タイミングを待っている。泥臭く、力強い。干せば一年中使える常備菜に。)

近頃、「遺伝子組み換え食品」という言葉をよく耳にする方も多いのではないだろうか。生産農家や消費者団体などでは「遺伝子組み換え食品反対!」の声がよく聞かれ、スーパーに買い物に行くと、豆腐や納豆などに「遺伝子組み換え大豆は使っていません」という表示がある。
この、遺伝子組み換え食品とは、一体どういうものなのだろうか? 


植物や細菌の細胞の一部からある遺伝子だけを切り取り、別の生物の中に遺伝子を組み込むことによって、新しい生物をつくりだすことができる。農産物では殺虫性が強い、天候不良に強いなどある特定の性質をもった作物ができ、生産をコントロールできると言われている。現在日本での輸入、利用が認められているのは、トウモロコシ、大豆、ナタネ、ジャガイモ、ワタなど。これらの遺伝子組み換え作物は家畜のエサやスナック類などに使われている。
遺伝子組み換え食品の毒性は、まだはっきりしていないのが現状。一部では発ガン性がある、アレルギーを引き起こすなどと言われている。実態調査が進まないのは、出てきて日が浅いこと、臨床データが少なく研究には多大なコストがかかること、輸入の問題がからむなど、実はもう一つの「目に見えないリスク」、電磁波の問題と酷似している。
しかし、自然界に存在しないものが生まれ、それが人間の体内に取り入れられるということが、世代に渡って何らかの影響を及ぼすことは必至。現実に、遺伝子組み換え食物の種子や花粉が飛散し日本の在来作物と交雑したら、在来種は全滅してしまうという危機も一部の農家ではささやかれているという。
遺伝子組み換え食物はその影響が目に見えてわからないため、消費者の間でもきちんとした認識がなされていない。子どもに豊かな食環境を伝えるためにも、親が問題意識をしっかりと持ち、毎日の食生活のなかできちんと対策をとっていくことが大切ではないか。

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寺家回廊。

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わたしが住む青葉台から北へ約3キロ。
横浜のチベットと呼ばれる最北部に、寺家ふるさと村はある。
谷戸沿いに広がる田んぼ、畑。生け垣の奥には民家。ここが横浜だとはとうてい思えないような風景が広がる。
ここ数年、木工家、陶芸家、アーティストなどが次々と住み着くようになり、新しい息吹を感じていた。
そんな彼らが、ものづくりの現場を見てもらおうと自分たちの工房を開放し、それを訪ねて回るというイベント「寺家回廊」が開催された。


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折しもその日は寺家ふるさと村恒例の桜祭り。満開は過ぎたものの、風が吹けば桜が舞い散る。地図を片手に、里山を分け入る。20分くらい歩いただろうか。途中ザザザッ、ガサゴソ、と、明らかに人間の足音とは違う音に、肝を冷やす。
おうやくたどり着いた先のギャラリー「アースビジョン」で、白湯をいただき、「かみさま」に捧げる花瓶を求める。

以前取材をした「木工アパートメント」や「KASHO」など家具工房のほか、陶芸やリトグラフ作家のアトリエなど、初めて出会った人も多い。
まちのことを知っているつもりでも、まだまだ知らないことの方が多いんだなあ、と改めて痛感した。
そして、「出会い」の余地の多さに、とてもわくわくした。

約3時間、ひたすら歩いて工房をめぐり、雑貨カフェのオープンテラスでほっと一息。紅茶のグラスに、桜の花びらがどんどん舞い落ちてくる。ふと、土の湿ったにおいがする。雨が落ちてきた。雨に濡れてもいいな、と思った。

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たった3キロしか違わないのに、この静けさ。緑の深さ。小鳥のさえずり。
ものをつくる人たちが好んでこの場所に仕事場を構えるのも、何だかわかるような気がする。

寺家ふるさと村。
小さな集落だけれども、この村が青葉台にあることを、とてもうれしく思った休日だった。

「かみさま」が来た。

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わが家に先日、「かみさま」をお迎えした。
あまくなめらかな手ざわりの、木彫りの「かみさま」。
崇め奉るような「神」ではない。でも、親しみを込めて「かみさま」と呼びたい。

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初めて内海満昌さんの個展に行ったのは、2004年の春。ちょうど青葉台に引っ越した時のことだ。
同じく西荻の骨董品店店主の家を取材した時に、玄関に置かれていた木彫りの人型、その孤独な存在感がずっと心に残っていたのだ。
取材の半年後、骨董品店店主から便りがあり、人型の作者の個展がひらかれると言う。
そうして、西荻のギャラリー「ブリキ星」へ足を運んだ。


わたしは、たいして絵のことがわかる人間ではない。
でも、ブリキ星に毎年必ずあるその世界には、何か特別なものを感じるみたいだ。描かれた世界を通して作家と自分との距離をはかり、自分を投影させ、省み、時には無になり、説明できない自分の感情やルーツを探りたくなる。
初めて彼の世界にふれた時は、文字通りその世界に「入って」しまった。見えそうで見えない、つかめそうでつかめない、求めても求めてもきりがない、その先へ。光。闇。霧。靄。
ギャラリーにある2畳ばかりの小上がりで小さくたたずむギャラリーオーナーに、ぽつぽつと自分のことを話し、おそらく一生まみえることのない「彼」について想像をめぐらせ、美味しいお茶をいただいて、帰る。
毎年、それを繰り返す。

内海さんの作品を訪れて4回目。今までとちょっと変わった彼の作風に、今年は中に「入れず」、また「彼」へのぽつぽつと妄想をふくらませながら、自分のことを話した。毎日の生活をどうしていくのか。これからどういうふうに仕事をしていきたいのか。何が今、見えそうで見えないのか。
ミクロの生活、発見を大切にしながら、マクロの流れも学ばなければならない。虎穴に放り込まれ必死であがこうとしているわたしに、ちょっとした支え、相棒が必要だった。

骨董店店主の家で出会ったあの「木彫りの人型」、うちにお迎えしたいなあ。。。

毎年、絵とともに飾られている人型は、今年は展示されていなかった。でも、そんな話をしていたら、ギャラリーオーナーは「連れていっていいよ」と、奥から2体の人型を出してくれた。手をふれ、感情に「ぴぴっ」と感じたそのうちの1体を求め、わが家にお迎えした。

鎮座するところは、ダイニングテーブルの上だ。
毎日、目にする場所。
日の当たる場所。
後ろの白壁に影が映る場所。
手のひらにのるような小さな小さな花瓶に花を添え、毎日水をとりかえ、「かみさま」に備える。その繰り返しが、一日を謙虚にスタートさせるためのリズムを作り出すと信じて。

「かみさま」は男かもしれない、女かもしれない。
わたしかもしれない、夫かもしれない、「彼」かもしれない、「神」かもしれない。
なんでもいい。
わたしは、一人じゃない。

お花見酵母弁当。

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地元で、地元の友達と花見をした。
春らしいお料理を、いくつか。

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(左)つくしと油揚げの炒め物。
もえぎ野公園前の豆腐屋さんにもらった油揚げを熱湯でさっと油抜きし、同じく熱湯と重曹であくを抜いたつくし、白髪に切ったねぎをごま油でさっと炒める。七味トウガラシとしょうゆを回しかけ、ピリ辛に。

(右上)豆の酵母グラタン。
いつもつくる、豆が余った時の簡単レシピ。
みじん切りしたたまねぎをバターで炒め、白いんげん豆をキウイ酵母でペーストしたもの(スウィーツをつくったあまりをストックしておいた)を加える。塩、こしょうで味を整え、シュレッドチーズを加えて焼き上げる。

(右下)
菜の花とじゃがいものお浸し。
熱湯でさっとゆがいた菜の花、短冊に切って蒸し煮にしたじゃが芋、きくらげを、辛子、梨酵母液、しょうゆでさっと和える。

(右の重)
桜ごはん餅。
黒米と白米を圧力鍋で炊いたら、もちもちになりすぎた。ので、急きょ搗いておもちにしました!!!

黒米はさっと洗って熱湯に30分以上浸ける。
桜の塩漬けの戻し汁、白米、黒米を一緒に炊き込む。
さっとゆがいて塩もみした大根葉を混ぜ込み、すりこぎで搗く。


人数が多いと、豪快な料理が楽しめる。
ちょっと乱暴だけど、豚汁。

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プロフィール

キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)

Author:キタハラマドカ(おでこが広いからtecoちゃんがニックネームでした)
団地暮らしと酵母生活の達人目指す、フリーのライター・編集者。仕事は、生きることそのもの。水環境ジャーナリストを師匠に、鬼校閲者を友に、チーム仕事も繁盛中でございます。
ウエダ家とともにCOBOの普及活動に勤しむ、日本初のCOBOライターでもあります。
得意分野は、食環境、住環境、地球環境。地球温暖化や食の安全・安心、エコハウス関連の仕事が多い今日このごろ。仕事の内容についてはカテゴリ【work】をご参照ください。
夫と愉快な仲間たちがやっているNPO法人【Waveよこはま】のブログにてエココラムを執筆中。
このブログはのんびり気ままに更新中。

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わたしのお母さんが嫁入りの際に贈って手描きのレシピを紹介しています。
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横浜からリユースの波を! を合言葉に、リユース食器の普及活動をしているNPOに参加しています。Waveよこはまブログで、エココラムを執筆しています。
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野生の菌とともにある暮らしを見つめ、「発酵」を身近にすることでいのちの循環を感じる「酵母生活」を提案するウエダ家。本の執筆や編集をともに行うなかで、日本の食卓をクリエイティブにする楽しさ、可能性に夢中で活動しています。
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☆キタハラ、2009年1月に出産いたしました☆ニンプ日記は未完のまま産後生活に突入。ぼちぼち、育児日記出産ドキュメント布おむつ生活産後の体のこと姿勢のことなどを書きつづっています。
相変わらず時系列はぐちゃぐちゃ。しかし、テーマごとに思考を詰め、まとめる作業は苦しくも、おもしろくあります。気長に見守っていてください。
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